皆様お疲れさまです。
今回は実は元にした映画を紹介します。
私はこういう映画を見た後は実際はどうだったのか、どの辺が脚色されているかとかが気になって検索してしまいます。皆さんも今回紹介する映画を見て、良ければ調べてみてください!
・リチャード・ジュエル
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監督:クリント・イーストウッド
キャスト:ポール・ウォルター・ハウザー、オリヴィア・ワイルド 他
あらすじ
高齢の母と2人暮らしをしているリチャードは、法執行官に憧れを抱いていた。
しかし、大学の警備員に就いた際は、人一倍正義感が強い性格の為に過剰な取り締まりによりクビになってしまう。
一度職を失ったリチャードだがアトランタ五輪の開催のため記念公演でのコンサートの警備員として働くことになる。多くの人でにぎわうイベント会場で彼は不審なリュックを発見する。そして、中身の爆発物に気づき、会場の人々に逃げるよう呼びかけ大惨事を防いだ。初め、マスコミはリチャードを英雄として報道していたが、捜査にあたるFBIは、次第に第一発見者のリチャードに疑いの目を向け始める。
感想
メディアとは正義にもなれば悪にもなりますよね。脚色はあるようですが、この映画でのメディアは一人の人生を壊そうとした完全な悪に感じました。容姿や生活環境から、この人が犯人っぽいというだけでジュエルに疑いがかかり、途中までは見ていて正直ストレスを感じます。笑
ですが、ジュエルの強い意志が勝ち、連邦司法省の刑事局に聴取される場面で堂々と物申し、疑いを晴らす姿には感動しました。
SNSなど、あらゆる情報や誹謗中傷があふれる現代において、改めて情報を鵜呑みにする怖さや、発信する責任について危機感を与えてくれる映画だと思います。
・ハドソン川の奇跡
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監督:クリント・イーストウッド
キャスト:トム・ハンクス、アーロン・エッカート 他
あらすじ
2009年1月15日。ニューヨークのラガーディア空港を離陸した旅客機が、不運にもバードストライクによりエンジンの故障に見舞われる。機体は乗客155人を乗せて急速に降下していく。機長のサリーは緊急事態の中、近隣の空港への着陸命令を実行不可能と判断し、ハドソン川への不時着を決意する。その決断によって乗客全員は命をとりとめ、メディアは「ハドソン川の奇跡」として賞賛した。しかし、その不時着という判断に疑義が生じたため、彼は事故調査委員会から厳しく追及されていく。
感想
不時着を成功させてからは大きな展開もなく、落ち着いた展開なのですが不思議と最後まで緊張感を持って見てられる映画です。それは、やはり監督のセンスと俳優の演技力によるものだと思います。
トムハンクスの演技が渋くて好きです。「ターミナル」のようなコミカルな演技もできるのに真逆の演技もスッと受け入れられるのはさすがですよね。(「感動する映画3選」で紹介してるので良ければ読んでください)
実際の出来事というだけあって、やり取りがリアルで、最後には素晴らしい映画を見たなと思えること間違いなしです。
・最強のふたり
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監督:オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ
キャスト:オマール・シー、フランソワ・クリュゼ 他
あらすじ
無職の青年ドリスは、ある豪邸で介護人の面接を受ける。彼に働く気などなく、就職活動の証明書のサインをもらい、失業手当を受け取るためである。その面接を行うのは下半身不随のフィリップと秘書のマガリー。マガリーを口説こうとしたり、フィリップを小馬鹿にするような態度をとるドリスをフィリップは気に入り、ドリスは不本意ながら採用されてしまう。
始めの内はお互い反発し合うものの、徐々に信頼関係を築き「最強のふたり」となっていく。
感想
ふたりの絆が深まっていくのが見ていて心地いい気持ちになる映画。
ドリスのどんな相手でも偏見なく接するところが好きで、フィリップもそういうところに惹かれたのだろうと思います。年寄りだから、体が不自由だから気を遣う、それらは必ずしも相手が望んでいるわけではなく、相手への敬いの他、半ば保身という面もあるのではないかと感じました。
生い立ちや世代が違うふたりに生まれる友情に感動する映画ですのでぜひご覧ください。
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